シンガポール・フェアプライス生協研修

1月1日から4日まで、宮﨑県連役員研修「シンガポール・フェアプライス生協視察旅行」に菊谷宗徳専務理事が参加しました。

視察内容

(1)日生協にご協力(現地駐在職員の同行)いただき、日本生協連の和田専務理事をはじめ全国の生協トップと一緒にシンガポールというアジアで発展する国の生協の実情や流通事情を中心に視察し、両国の親善に協力しながら見分を深める。

(2)視察先

①フェアプライス生協

②スーパーマーケット・市場、ソウルフードなどを通じて食事情・流通事業視察

③シンガポール市内及びマレーシア・ジョホールバル(州)視察

 

フェアプライス生協(以下「FP生協」)視察では、まず本社(13階)兼店舗並びに物流センター併設の施設を訪問しました。副CEOゲリー・リー氏が、生協概要を直接プレゼンテーションしてくれました。FP生協は、1973年7月に労働組合組織を母体に設立され、45年目を迎えます。店舗数は375店舗、国内シェアは50%を超えています。店舗は様々な業態を展開しています。スーパーマーケット115店、高級スーパーマーケット24店、ウェアーハウスクラブ1店、ハイパーマーケット7店、コンビニエンスストア160店、ドラッグ&薬品68店、オンラインストア。店舗には、ATMや宅配もできるようになっています。最新テクノロジも取り入れています。セルフレジ、クレジットカード決済、個人スキャナ、自動キャッシュレジ、オンライン購入(店舗受け取り、温度帯ロッカー)等。出資配当は4%、利用還元ポイント4%つけています。レクチャー後店舗見学を行いました。

フェアプライス生協ロビー(中央:副CEOゲリー・リー氏、左:日生協和田専務理事、右:宮崎県生協連亀田会長理事)

ホールハウスクラブ(「コストコ」形式の大容量販売店)

「ハラル(HALAL)」は、イスラムの教えで許されている」を意味するアラビア語。豚肉とアルコールは厳しく禁じられています。「ハラルフード」を集めたコーナーもありました。

「ファイネストストアー」オーガニックなど少し高い商品を品ぞろえしています。

セルフスキャン用の個人スキャナ(端末機)