2019ピースアクションinヒロシマ

2019年8月5日(月)ピースアクションinヒロシマに参加しました。

当日の午前中は「アニメと被爆の証言」企画に参加しました。原爆投下前後の広島の状況を子どもの視線で描いたアニメ「太陽をなくした日」を見た後に、被爆者の矢野美耶子さん(広島県被団協常任理事)の被爆当時の貴重なお話を伺いました。

矢野さんの証言より「今は、あの時代とよく似ている」「お国のために死ぬ教育を受けていたので、生き残って恥ずかしいと思った」「オイ、生き残りとか非国民がこんなにいるとか言われた」「今日こそは、死のうと思った」「つらい中でも『生きとってくれてよかった』と言ってくれた言葉を頼りに生きた」「放射能の事は知らされていなかった」「投下中心地から2㎞以内は被爆者、2㎞以遠は一般の被災者と区別されたが、被爆者と病気の症状は同じだった」

午後からは、広島県立体育館にて「虹のステージ」を見学しました。オープニングでは、広島市立千田小学校合唱隊の歌がありました。さまざまな企画の終盤で松井広島市長と田上長崎市長が登壇され、恒久平和への願いを込めてお二人の挨拶がありました。

被爆当時の話をする矢野美耶子さん

広島市立千田小学校の合唱

松井広島市長と田上長崎市長の挨拶