福岡県生活協同組合連合会が所属する「日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める」署名推進福岡県連絡会主催の学習講演会が、11月５日(土)13時30分～15時までオンラインで開催されました。参加者は36名。
演題「岐路に立つ世界と日本」～核兵器禁止条約締約国会議とNPT再検討会議を終えて～
講師 中村桂子氏（長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授）
今年開催された核兵器に関する重要な二つの会議の内容を学びながら、ロシアがウクライナに対して核兵器を使用するような危機にあるいま、今後の私たちの課題を考えたいと企画しました。
参加者の感想文より抜粋
「NPT再検討会議で合意文書が作成されないし、世間は防衛力増強が多数派となっていることに失望していました。しかし、お話を聞いて、諦めずに議論を続けていくことの大切さを感じました。赤ちゃんを育てるようにですね。」
「講演の演題と内容は核兵器をめぐる現在の危機状況と私たちの課題について時宜にあったもので、私だけでなく参加者全員にとって大変よい学習講演会になったと喜んでいます。ありがとうございました。「二つの大切な問い」、一人ひとりの個に光を当てるなどこの間私が考えていたことと重なるものがあり、私自身確信を深めました。」
