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福岡県生協連30年のあゆみ



 

地域生協

グリーンコープ生活協同組合ふくおかエフコープ生活協同組合

グリーンコープ生活協同組合ふくおか


「生命(いのち)」を生み出す「母親」がその「生命」を一番大切に考えたいと思う気持と「平和」がグリーンコープ運動の原点


「生命を育む食べもの運動」

全ての商品に厳しい基準を設け安心・安全をお届けしています。日本の農業、酪農を守るため、生産者のみなさんと顔の見える関係を築き、継続可能で未来に希望が持てることを大切にしています。災害時には収穫の応援やカンパ金をお届けし、人手不足のときには援農に入っています。2021年度「気候危機に関する宣言」を確認しました。
メーカーとは定期的に交流し、グリーンコープ基準が守られているか組合員が工場を訪れ商品の確かさ確認活動を行っています(現在はオンライン)。
遺伝子組換え反対運動、ゲノム食品反対運動、種子を守る運動など、食べものの安心・安全を守る運動を進めます。



「みどりの地球をみどりのまま
子どもたちに残したい」

くらしのゴミを減らし環境を守るため4Rに取り組んでいます。商品はビン化しています。今後は包材の脱プラに積極的に取り組んでいきます。箱崎埠頭の遺伝子組換え自生ナタネの抜き取りを年に数回行っています。河川や海を守るため「せっけん運動」を進めています。「生命と共存できない原発をなくしたい」「原発の電気を使いたくない」の願いをかなえるために、発電所を作り、電気の共同購入事業を開始しています。組合員に供給するグリーンコープでんきは、2018年10月より「原発フリー」を実現しました。一日も早く原発のない未来をつくるために、グリーンコープでんきの利用を組合員に呼びかけています。
また「託送料金(電線使用料)」に関する疑問が生まれ、国や大手電力会社に質問を続けていましたが、納得できる返事が得られませんでしたので、提訴しました。


「住んでいる街を住みたい街に」
@夢ヲかたちに理事会

「住んでる街がこんな地域だったらいいな」と思う一人ひとりの夢や希望に寄り添い実現していくために「夢ヲかたちに理事会」を開催。現在、「みんなの居場所」の担い手や施設をどう生み出していくのかを検討しています。


Aグリーンコープは組合員主権です

77地域の地域委員会が毎月さまざまな運動課題や、支え合い、助け合う地域をめざして自分たちの身近な問題を話し合っています。地域組合員の一人ひとりの意見を大切に話し合い、決定していく課程では「ひとりの人」として考えることを大事にしています。


B地域福祉と子どもの居場所づくり

福祉事業のほとんどは、社会福祉法人グリーンコープの事業で、高齢者福祉・生活応援・配食サービス・子育て応援・無料定額宿泊施設・ファイバーリサイクルなどがあります。
地域福祉を支える財源のひとつとして組合員が毎月100円拠出している福祉活動組合員基金があることも大きな特色です。グリーンコープ独自の居場所が4カ所、認定こども園1カ所、企業主導型保育所1カ所、保育園1カ所、幼稚園1カ所所を開設しています。また地域や行政の子ども食堂、学校の朝食会などにも食材提供の協力をしています。
2021年田川市子どもの居場所づくり事業サポーター業務に関する協定を結びました。


組合員の願い=運動を事業にし
その担い手としてのワーカーズ

ワーカーズは、運動を労働として実践しています。業種は、配送・お店・キープ&ショップ・食育・福祉・ファイバーリサイクル・生活再生・組合員事務局など多岐にわたっています。働きながら“私”自身の思いや考え、時間も大切にしたい“私”が生き生きと働ける、それがグリーンコープのワーカーズです。安心して暮らしていける地域づくりを実践していきます。

行政との連携

2021年には朝倉市、春日市、那珂川市と「災害時における物資の供給等に関する協定書、JA福岡市と「災害時連携に関する協定書」を結びました。
買物カーの依頼箇所も増えました。グリーンコープの理念・運動を知った行政や地域からの相談も増えています。地域の困り事、願い事がグリーンコープならかなうかもとの、信用・信頼に応えていきます。

生活再生事業と就労支援
生活困窮者自立支援法に基づく事業

生活再生事業として多重債務やお金のことで問題を抱えている方の家計相談と、生活を再生していくための生活資金の貸付、金銭教育などを行っています。生活再生事業を広げていくために生活再生貸付の仕組みを増やして利用しやすくしました。組合員対象の就労支援「働くこと、一緒に考えます!」や多様な働き方をする職場づくりを進めています。生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援事業、家計改善支援事業、就労準備支援事業を受託して、相談者に寄り添い、相談者自身が解決方法を考え、自立した生活ができるように支援しています。福岡県から委託を受け、ひきこもり地域支援センターでサテライトオフィスを運営しています。

「コロナ特別配達」を始めました組合員から「涙が出るほどうれしい」とお声をいただきました。これからも「支え合い助け合う」ことを大事にしていきます。
SDGsはグリーンコープが創設以来大切にしてきたことです。今、世界中の人々が考え始めました。地球と未来の子どもたちのためにグリーンコープ運動を発信、実践し続けます。


グリーンコープ生活協同組合ふくおか

■所在地/福岡市博多区博多駅前1-5-1
■設立年月日/2001年3月21日
■TEL/092-482-7770
 


エフコープ生活協同組合

基本理念「ともに生き、ともにつくる、くらしと地域」に徹し、協同の力で安心して暮らせる社会づくりを進めます

エフコープは1983年に福岡県内にあった5つの地域生協の合同によって誕生し、以来福岡県全域を事業区域に、基本理念「ともに生き、ともにつくる、くらしと地域」のもと、組合員とともに事業や活動を展開しています。
2019年には、新たな長期的指針となる「エフコープ2030年ビジョン」を策定しました。このビジョンでは「食」「ひと」「未来」を柱に、エフコープの事業経営と組織づくり・人づくりによって支えられる事業や活動を展開することで、豊かなくらし(地域)の実現をめざすことを示しています。生協運動との親和性が高い「SDGs」の基本理念「誰一人取り残さない」をエフコープ基本理念に重ね、このビジョンの実現に向けたとりくみを進めています。


組合員の思いや願いに寄り添い、多様なくらしに応える事業

◎共同購入事業

県内16支所から毎週約20万人の組合員へ商品を配達しています。アプリを使った注文や届いた商品の使用状況が把握できるなど、楽しみながら利用できる仕組みづくりを行い、多くの組合員に利用いただいています。また、コロナ禍で影響を受けた地元の商品を地域単位で企画するなど地域に根差したとりくみを行っています。


◎店舗事業

県内で15店舗を展開。各店舗ではLINE公式アカウントから催事情報やおすすめ商品などの情報を配信するほか、「アレルギーに配慮した商品コーナー」の設置に加えアレルギーに関する交流会を開催するなど、子育てサポートや地域交流の場としての役割を果たしています。


◎福祉事業

高齢者支援のほか、子ども・子育て支援として県内の自治体からの受託で複数の児童館・放課後児童クラブの運営を担っています。また、うきは市で開設したしょうがい者グループホームも施設を拡大。引き続き、住み慣れた地域で自立した生活を送ることができるよう支援を行っています。


くらしの課題をともに学び、考え合う組合員活動

◎分野別活動(食、平和・国際交流、くらしと福祉、環境)

・食の活動として、コロナ禍での産直産地の生産者と組合員をつなぐ「日本列島産直リレー」を開催。産地紹介動画の公開やオンライン交流会を行いました。
・平和活動としては、戦後50年となる1995年から毎年、組合員が被爆者から直接お話を聞き、書き記した被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』を発刊。2020年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により刊行が延期となりましたが、2021年度、第26集を発刊することができました。今後も全国の生協や被爆者団体などともに戦争体験や被爆の実相を次世代へ継承する活動を続けていきます。
・くらしと福祉の活動としては、「すべての人たち」が「人間らしくいきること」を実現するための学びの場づくりなどを継続して行っています。
・環境活動として、フードドライブについては今年度、これまで協力してきた店舗のみならず、エフコープとして他の事業所などにもとりくみを広げ、組織全体でのとりくみを行いました。集められた食品などについては、連携したフードバンク団体を通じて子ども食堂や地域の福祉施設などに寄贈、活用されました。


安心して暮らせる地域社会へ

◎復興応援活動

2017年の九州北部豪雨発生直後から、避難所、仮設住宅、在宅での避難など、それぞれの場面に応じて被災者、被災地域に寄り添う支援を行ってきました。以降、毎年続く災害を受け、九州北部豪雨災害の復興支援で築いた行政やボランティア団体との関係を強化することを目的に「災害支援ふくおか広域ネットワーク」に参加。2021年8月の長雨と豪雨災害では久留米市に設置された災害ボランティアセンターで活動するボランティア向けに飲料・塩飴・氷を提供しました。また、東日本大震災の被災地支援から続く縁で、2021年度も東峰村のゆずと福島のりんごを使った商品の開発と普及を進めるなど地域との連携を通じて現在も復興に向けて取り組んでいます。


◎自治体との包括連携協定締結

地域課題の解決に向けて自治体とさまざまな分野において相互に協力する「包括連携協定」では、これまでのうきは市、篠栗町、東峰村、宗像市に続き、久留米市、中間市、太宰府市、飯塚市の4市と協定を締結しました。今後も地域資源を活用した産業振興や子育て支援など地域における課題解決のパートナーとして幅広い連携を進めていきます。


◎地域見守り活動

定曜日定時間帯に配達する共同購入や夕食配達を通じて、組合員のくらしの変化の気づきから人命救助などにつながる事例が2021年度は22件ありました。今後も事業を通じて地域の見守り活動を推進していきます。


2021年度のできごととこれから

コロナ禍によりくらしの変化を余儀なくされる中、事業面でも多くのご支持をいただきました。労いや感謝の言葉をいただくたびに生活協同組合としての使命を役職員一同、実感しています。そのような中、来年の2023年度には設立から40年を迎えます。40年間、人と人とのつながりによって育んできた大切な財産を守りながら、これまで以上に事業や活動を通して組合員や地域のくらしに寄り添い、これからのくらしの変化への対応や地域の課題解決に向け貢献していけるようとりくみを進めていきます。

 

エフコープ生活協同組合

■所在地/糟屋郡篠栗町中央1-8-1
■設立年月日/1983年4月1日
■TEL/092-947-9000

 
 
〒812-0016 福岡市博多区博多駅南1-3-11博多南ビル9階  TEL:092-472-7338 FAX: 092-472-7336  
 
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