
■福岡県生活協同組合連合会について
私たち「福岡県生活協同組合連合会」は、19の生協と4つの事業連合が加盟している都道府県連合会です。加盟会員生協をサポートするための情報提供や、会員生協同士の交流を図ると同時に、全国の生協との連携でSDGs(持続可能な開発目標)の実現、県行政との関係強化や他団体との連帯・連携に取り組んでおり、生協の社会的地位の向上をめざして活動しています。本年度は創立45周年を迎え記念行事(祝賀会・講演会)を計画していましたが、コロナ禍により中止としました。
■会員生協の活動支援について
- 会員生協の担当者を対象に「県連基礎講座」(生協会計関連2講座、生協法基礎1講座)をオンライン併用で開催しました。
- 大規模災害を想定した危機管理の一環として「九州地連大規模災害対策連絡会」に参加し、被災地生協からの報告と交流、水災害の学習講演会、MCA無線訓練(年4回)を行いました。
- 「ヒバクシャ国際署名」運動から継続した「日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める」署名推進福岡県連絡会に所属し、福岡県被団協所属の各団体や会員生協と共に活動し、関係団体へも広く署名活動を呼びかけました。
- 会員生協向け福利厚生の一環として2021年度「ライフプランセミナー」をオンライン併用で開催しました。
■県行政との関係強化について
- 福岡県行政の生協を管轄する窓口との日常的な協議や情報交換、事業活動に係る調査と共に、生協の事業に関わる指導や援助などの双方向の関係強化を進めてきました。
- 「福岡県消費生協審議会」などの福岡県主催の各種審議会・委員会・協議会などに、会員生協の協力を得ながら積極的に参加しました。
- 2021年8月大雨災害では、全国生協組合員からの募金より約3千7百万円を福岡県に義援金として贈呈しました。
- 福岡県との共催で2021年度「福岡県消費生活協同組合研修会」は、基調講演講師にコープこうべ協同学苑学苑長浅田克己氏を迎え生協の歴史に学びながらこれからの協同組合の展望を語っていただきました。
■他団体との関係強化について
- 「災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)」に8月入会し、防災・災害支援に係る県内・県外の情報の収集及び発信、平時および災害時における多様な他団体との連携促進、災害時における被災地支援活動を行っていきます。また、福岡県災害ボランティア連絡会関係団体としての被災地の支援活動も継続して行います。
- 協同組合間連携促進に向けた「協同組合ふくおかネットワーク」に参加し2021年度は、エフコープ生協がすすめる「コープの森」活動に相乗りし「SDGsの理解促進ワークショップ」にも参加しました。
- 「ともに、支え合う持続可能な地域社会」の創造を目的とした「ふくおか協同ネットワーク」の運営に参加し、2021年協同集会では講師に辻信一氏を迎え、「幸せの経済社会」について語り合いました。労働者協同組合法の施行に向けた学習会も行いました。
- 福岡県労働者福祉協議会に参加し、県行政へ予算編成に向けた制度・政策に対する要請を行いました。
- 消費者支援機構福岡に参加し、さまざまな消費者問題解決に向けた施策を協議しました。
■広報について
- ホームページに主な取り組みを掲載しました。
- 県連広報誌「coopファイル」(年1回6月発行)は、県行政や友誼団体に配付しました。
■福岡県生協連活動基調方針
- 会員生協の活動を支援、援助する機能・役割を強化します。
- 県行政との関係づくりと関係強化を進める機能・役割を強化します。
- 暮らしやすい地域社会づくりのために、生協以外の団体の連携、相互理解を進める機能・役割を強化します。
- それらの活動を通して生協の社会的地位の向上と社会貢献活動を強化します。