福岡県生協連も構成団体となり、運営会議メンバーにもなっている「ふくおか協同ネットワーク」主催の2023協同集会が中村哲の生き方から学ぶ「生きること・暮らすこと・働くこと」のテーマで、11月26日（日）13時～16時に西南学院大学チャペルにて開催されました。

2016年に存命であられた中村哲氏をお招きして、「貧困と平和」をテーマに協同集会を開催し、多くの方が参加されました。

人々が人間らしく働き、生きる社会を協同の力で紡ぎだそうと市民に呼びかけ希望の明日につなげる集会を開催して、2017年に「ふくおか協同ネットワーク」が設立され、2022年10月に労働者協同組合法が施行されました。

今回の集会は、中村哲氏の活動と生き方を1,000時間にも及ぶ撮影画像の中から編集された動画の上映と、1998年から2019年まで中村哲氏を現地で取材されてきた谷津賢二氏と中村哲氏の大学時代からの後輩でペシャワール会の会長を務められている村上優氏の対談でした。「どんな仕事も誰かのためにすることが本質」と　1984年にパキスタンに赴任し、「緑の大地計画」取り組まれてきた中村医師の思いと知らない世界を知ることができ、これからの自分たちの生き方に影響を与えてくれるような集会でした。