「令和6年度福岡県消費生活協同組合研修会」開催

福岡県と福岡県生活協同組合連合会の共催による「令和6年度福岡県消費生活協同組合研修会」を2025年2月14日(金)にパピヨン24会議室で開催しました。

 

当日の会場参加者は50名、オンライン参加者は19名でした。この研修会は、生協の運営及び財務内容等の適正化を図り、経営破綻や事業推進等を伴う社会問題化を未然に防止することを目的に毎年開催しています。

◆特別講演「食品ロスの削減とフードバンク支援」

講師:一般社団法人 福岡県フードバンク協議会 事務局長 向居 秀文 氏

◆基調講演「2回目の国際協同組合年(IYC2025)」

講師:一般社団法人 日本協同組合連携機構 協同組合連携1部 部長 横溝 大介 氏

それぞれ貴重なご講演を頂きました。

 

【参加者の感想文より一部抜粋】

<特別報告>

・貧困率が上がってきている世の中で、フードバンクの存在にどれだけの人が救われるだろうと胸が熱くなりました。もっとお話し聞きたかったですが、時間が短くて残念でした。

・フードバンク支援に興味をもっていたので、大変勉強になりました。食品の値上がりもあり、人々の暮らしも厳しいものとなっています。そのなかで、フードロス削減と必要な方へお届けする取り組みの重要性がますます高まっていると感じます。

 

<基調講演>

・国際協同組合年って何?からわかりやすく教えていただき勉強になりました。グループワークの際にIYCのとりくみの一環として、各協同組合のCMなどにも「最後にIYCのロゴ表記があると、繋がっている感あるよね」と話題になりました。他にも組織を超えて連携できそうなことがあったので、早速カタチにしていきたいと思います。

・地域に根差し地域とともにある協同組合が、世界規模で役割や使命を期待されていることや、協同組合間連携を通じて組織外にも仲間がたくさんいることを改めて感じることができました。自組合で働く役職員への理解促進はもちろん、採用応募者や学生への発信も行い、協同組合で働き社会に貢献できることに誇りをもってもらえるよう業務に励みたいと思いました。

・国際協同組合年について、今回初めて学ぶことが出来ました。今日までは、少し難しく捉えていましたが、協同組合がこれからも末永く続いていくために多くの人に知ってもらうためという、とてもシンプルなことなのだと思いました。自生協が行っている、様々な事業や取り組みを通して、地域の人々の暮らしに役立つ事業をこれからも続けていくために、一職員として頑張っていきたいです。

特別講演 講師:向居秀文氏

基調講演 講師:横溝大介氏

研修会受講風景