平成29年度「福岡県消費生活協同組合研修会」を福岡県と共催で開催しました。

【開催場所】福岡県吉塚合同庁舎6階 603A会議室

【開催日時】平成30年2月13日(火)13:00~16:00

【参加者】会員生協・関連会社役職員  11団体 87名参加

【主催者挨拶】

福岡県人づくり・県民生活部生活安全課 課長 本田 航二 氏

福岡県生活協同組合連合会 会長理事 東原 晃一郎

◆特別報告◆「契約意識と消費者トラブル」

《講師》適格消費者団体 消費者支援機構福岡  理事長 朝見 行弘 氏

◆基調講演◆「エシカル(倫理的)消費が社会を変えていく」~誰かの笑顔につながるお買い物

《映画上映》「バレンタイン一揆」

《講師》特定非営利活動法人ACE 子ども支援事業 インド担当 田柳 優子 氏

 

~受講された方の感想(アンケートより抜粋)~

◆「契約意識と消費者トラブル」より

・成人年齢の引下げがされそうな状況の中で「契約」という行為は、今後、意識しなければならない問題だと思います。情報があふれている現代ですが本当に知りたい、必要な情報は得られません。高齢者の消費者トラブルも多発する中で、ますます生協として組合員を守りサポートすることが必要だと思いました。

・消費者トラブルと聞くと高齢者がトラブルに巻き込まれたニュースを連想していましたが、クレジットカードや法制度の知識等、自分自身や周りの人を振り返っていつ誰がおちいるか分からない、身近な問題だと再認識しました。

◆「エシカル(倫理的)消費が社会を変えていく」~誰かの笑顔につながるお買い物~より

・TVでカカオ農園で働く人たちの中に子どもがいること、チョコレート自体を知らずに食べたこともないことは知っていましたが、こんなに苦しんでいることは知りませんでした。ガーナはとても貧しい国で児童労働がないと生活できないのも事実です。児童労働は子どもたちの未来を奪います。貧しいから教育を受けられないのではなく貧しいからこそ教育は必要です。私は当たり前に学校へ行き教育を受けさせてもらえたことは幸せなことだと実感しました。子どもが学校に行っていないのは親が教育の大切さを理解していないから。まず親への働きかけが大切だし必要だ。本当にその通りだと思います。子どもにとって大切なことはしっかり保護者へ伝えて行きたい。私のできることを少しずつですがやっていきたいと思いました。貴重なお話を聞かせていただき本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

朝見行弘氏 「特別報告」

田柳優子氏 「基調講演」