福岡県生協連主催2020年度「基礎講座」を開催

福岡県生活協同組合連合会主催2020年度「基礎講座1経営分析」(9月15日)「基礎講座2生協法の基礎」(10月6日午前)「基礎講座3日常経理及び決算の実務」(10月6日午後)を開催しました。新型コロナウイルス感染症対策として、会場参加者とWeb参加者を募りました。会場もいつもの会議室ではなく、ソーシャルディスタンスが取れ、インターネットが使える会場に変更しました。Zoom研修は初めてでしたが、参加者からは音も明瞭でスムーズだったとの評価もありました。のべ会場参加者は17人、Web参加者は44人。

講師の紹介

江藤俊哉税理士様(基礎講座1・3)

下川慶子弁護士様(基礎講座2)

参加者の感想文から一部抜粋しております。

〇基礎講座1

・新型コロナウイルスの影響により事業は今までの流れでは考えられないくらい高い水準で回っています。また一方で、先も見えにくい状況となっています。こういう時だからこそ、観察と分析を行い、差異の要因をつかんでおくことが次年度につながると思いました。

・経営とは「分析する」、その中でさらに「比較すること」を基に考えるということです。損益分岐点による管理や分析は基本であり、事業をしていくうえで本質につながるものであると改めて気づきました。

〇基礎講座2

・生協の事業が多様化する中で、生協法における事業や子会社の法規制や考え方について改めて学ぶ貴重な機会となりました。法を逸脱した事業展開は組織にとっても大きなダメージとなることから、今後もしっかりと法遵守の上での業務執行に努めていきたいと思います。

・剰余金を戻す方法が2点(利用割り戻し、出資配当)あり、それぞれの意味の説明がとてもわかりやすかったです。今回初めてZoomを使ったオンライン研修に参加しましたが、映像もスムーズで声も聞き取りやすかったです。何より会場が密にならないため、衛生面でも良さを感じました。

〇基礎講座3

・税法、難しいですね。毎回、毎年微妙に変更されており、とてもついていけません。しかし、きちんと理解していないと大きな損失になるので努力が必要だと痛感します。今年はとりわけ想定外のことが次々と起こり、先が見通せないので不安でいっぱいです。

・コロナウイルスに対する税法対応や税特法がこれほど多くあるとは思いませんでした。日頃の業績を細かくつかんでおくことで活用できる部分もあると感じます。

基礎講座1

基礎講座1

基礎講座2

基礎講座2

基礎講座3