令和4年度 福岡県消費生活協同組合研修会開催

福岡県と福岡県生活協同組合連合会の共催による「令和4年度福岡県消費生活協同組合研修会」を2023年2月7日(火)にパピヨン24会議室で開催しました。当日の会場参加者は32名、オンライン参加者は10名でした。この研修会は、生協の運営及び財務内容等の適正化を図り、経営破綻や事業推進等を伴う社会問題化を未然に防止することを目的に毎年開催しています。今回は、特別講演「労働者協同組合法」講師:日本労働者協同組合センター事業団九州事業本部本部長 竹森鉄氏、基調講演「不安の時代における生活協同組合の役割を考える」講師:公益財団法人生協総合研究所専務理事 藤田親継氏に、それぞれ貴重なご講演を頂きました。

【参加者の感想文より一部抜粋】

・「労働者協同組合法について、今まで根拠法がなかったとは驚きでした。成り立ちやその目的について、理解することができたと思います。「持続可能で活力ある地域社会を実現する」目的は、生活協同組合にも通じるものがあると感じました。自治体だけ、単独の団体だけでは、地域の課題を解決するのは難しい時代であり、協同組合間連携などがこれからは積極的に行う必要性を学べました。」

・「消費者として1番関心をもったことは、やはり食についてです。気候変動や燃料高騰の影響により今までのように当たり前に食べていたものが食べられなくなる時が近い将来くるのかなと心配です。未来の為に環境も食も維持できるよう生協としてできる事を考えていきたいと思いました。」

・「変革期であり、社会情勢が不安定な現代(不安の時代)であるからこそ「環境」や「人権」を尊重した生協活動を、ご参加の協同組合の皆さまと一緒に、引き続き、強めていきたいと感じさせられました。」

特別報告 竹森 鉄氏

基調講演 藤田 親継氏

会場風景