2023年度 県連 基礎講座1を開催しました。

福岡県連主催の「基礎講座1」を2023年9月14日(金)13時~16時で開催しました。

参加者:35名(実参加:15名、WEB:20名)

講師の江藤俊哉税理士より、以下の2点についてポイントを絞って説明頂きました。

 

◆電子帳簿保存法改正と注意点

税法上の位置づけは各税法の特例法として位置づけられており、電帳法7条では、「所得税及び法人税の保存義務者は、電子取引を行った場合には、財務省令で定めるところにより、当該電子取引の取引情報に係る電磁的記録を保存しなければならない」という強制規制となりました。

◆インボイス制度(直前の注意点)

インボイス制度開始以降は、適格請求書及び帳簿の保存が必要となる。この制度では、全て課税事業者であることを前提としています。組合員に「利用割り戻し」を行う場合も必要となり、生協としても細かな内容を理解しておく必要がある。

 

参加者からは、終了後のアンケートにも質問を頂くなど、貴重な機会となりました。

~☆感想文(一部抜粋)を紹介します。~

・「電帳法改正についての内容の把握、施行が来月に迫ったインボイス制度についての復習ができました。ありがとうございました。」

・「今般の有意義な研修をありがとうございました。

1.電帳法については、まったく知識がない中での受講でした。

江藤先生が資料に沿って進められたことにより、対応初期で必要になる知識が得られました。

2.インボイス制度対応については、対応検討がほぼほぼ完了した中での受講でした。

検討漏れがないか、総ざらいで点検を行いながら受講できました。

経理の世界の話などは端折りながら講義を進められていたことが印象的でした。

社内で研修・指導等を行う機会があるため、参考にさせていただきたいと考えました」

講師:江藤俊哉税理士

講座1 会場の様子

講座1 会場の様子